治療期間・治療の流れについて
はじめての来院となる初診相談~装置を外すまでの期間は、個人差がありますが平均すると1.5~2年です。
治療期間
矯正治療の期間には個人差があります。早く歯が動く人もいれば、時間がかかる人もいます。例えば、背が伸びる小学生高学年~20前後は細胞が活発なので、歯も動きやすく、治療期間が短くなることがあります。
目安としては、最短で6か月。平均で1.5~2年。長い人ですと3年以上かかる人もいます。
治療の流れ
初診相談から治療が終わるまでの流れをご説明します。実際に治療を始めたら、どのように治療が進んでいくのかこちらでご確認ください。
初診相談(無料)
口腔内、顔貌をみて、現在どのような状況なのかお話します。患者さんの時間が許せば口腔内スキャナで撮影した3Dの模型を見ながらご説明いたします。矯正治療が必要なのか、いつ始めたらよいのか、期間、どのような装置が適切なのか、など現在ある疑問にお答えします。それらをお話しした上で、コーディネーターが料金の説明をいたします。
精密検査
口腔内写真、顔面写真、歯周組織や顎関節状態の確認などの従来の検査だけでなく、光学印象採得、レントゲン撮影、虫歯にならないため口腔内の細菌検査を行います。必要であれば、個人にあった検査を追加します。
診断、治療計画の説明
精密検査で得られた情報から、現在の状態、どこを治療すべきか、治療装置、期間など、具体的な治療ゴール(デジタルによるシミュレーション)を目に見える形で提示いたします。これらをお話ししたうえで、患者さんと治療ゴールの共有を行い、ご納得しでいただいた上で治療を開始していきます。治療方針や治療ゴールは、何度でもご納得していただけるまでシミュレーションを行います。
装置装着
診断から得られた最適な装置をオーダーメイドで作製します。
動的治療開始
それぞれに合った装置を装着いたします。当日は、装置ごとの歯磨きの仕方を説明し、虫歯や歯周病の予防に努めます。
具体的なゴールの設定から、使う装置や期間を細かく決めている為、通常の矯正治療よりも期間は短いことが多いです。また、治療期間中は常に目標とのズレを確認修正しながら、治療を行っていくため安心です。
保定期間
治療目標を達成し、歯を動かす装置を撤去した後、歯並びを維持する装置を装着します。患者さんの歯並びや骨格に合わせ、一番安定し、負担にならないものを相談の上選択します。問題がなければ、来院頻度は年1−2回程度になります。