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2020年6月3日

矯正装置を飲み込んでしまった場合の対処法


立川矯正歯科 

歯列矯正中のブラケットやバンドの脱落は、急患の中でも多くみられます。

なかには気づいたらなくなっていた、装置を飲み込んでしまったという患者さんもいます。

 

飲み込んでしまったら?

すぐに歯科医院に連絡、担当医に対応してもらう

何を飲み込んでしまったかを確認する。

 

矯正装置の中で飲み込みやすいもの

•ブラケット

素材:金属、セラミック、プラスチック

•バンド

素材:金属

 

 

要注意と判断する場合

消化管に留まってしまうものを飲み込んだ場合(尖ったワイヤーなど)

気管に入ってしまった可能性がある場合(飲み込んだときにムセた)

  

 

歯科医院での対応

問診の上、視診で確認後、X線造影性のあるものであればパノラマレントゲンまたはセファロ撮影を行い、消化管や気管上部にないか確認。

必要であれば医科に依頼し胸部レントゲン、腹部レントゲンにて確認を行う。

※金属成分を含んでいたり、x線造影性のあるプラスチック材料であればレントゲンで確認できます。

 

多くの場合は、、、

基本的に矯正歯科で扱う程度のものであれば、ムセるなどの自覚症状がなければ消化管のほうにいくことが多いと思います。問題なければおおよそ、24-48時間で排泄されるためレントゲンを取る必要はないと判断することもあります。

ただし、あくまでも飲み込んだものの形状や成分によっても変わってくるため飲み込んでしまった場合には、自己判断は行わず必ず担当医に連絡してください。

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初診相談とは?

子どもの矯正治療をする時期は顎の成長、乳歯から永久歯への生え変わりというイベントがあります。成長という不確定な要素があるため、子供の矯正治療こそ正確な診断を要求されます。

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